Deskmini 競合機種レビュー

AsRock Deskmini A300に備えたPCパーツ選び

投稿日:2019年1月14日 更新日:

AsRockからAMD Ryzenを搭載できるMini-STX規格のベアボーン「Deskmini A300」が発表されました。2019年1月下旬の発売を前に、初期出荷分の入手を心配するほどネット上では話題となっています。

普段からIntel NUCを愛用している者から見ると、AMD製CPUを搭載できるDeskmini A300は、まさにライバル機種。買わないわけにはいきません。

発売前から必要パーツを揃えることにしましたよ。

必要パーツの準備

Deskmini A300を動作させるために必要なパーツは、CPU、メモリ、ストレージ、OSの4点です。その他にWiFiキット、USBポート増設キットなどがありますが、有線LANで動かすなら、この4点を揃えればOKです。

CPU

DeskMini A300に搭載可能なCPUで単体販売されている商品は(2019年1月現在)、APU(GPU内蔵CPU)製品であるAMD Ryzen 5 2400GRyzen 3 2200GAthlon 200GEの3種類です。

CPU MARK ベンチマークスコア

CPU MARKのベンチマークスコアは下図のとおり。

Ryzen 5 2400GとRyzen 3 2200Gの総合スコアは、Intel NUC8i5BEH/BEKに搭載されているIntel Core i5-8529Uの「10944」と同8i3BEH/BEKに搭載されているCore i3-8109Uの「6164」の中間ぐらい。シングルスレッド性能では、いずれもi3-8109Uの「2157」に及びません。

G3D MARK ベンチマークスコア

また、それぞれの内蔵GPUであるRadeon RX Vega 11、Vega 8、Vega 3のスコアは次のとおり。

なお、第8世代Intel NUCシリーズに搭載されているiGPU「Intel Iris Plus Graphics 655」のスコアは「1936」です。

第8世代Intel NUCに搭載されているi7-8559U/i5-8259U/i3-8109Uと比較すると、Radeon RX Vega 11を内蔵しているRyzen 5 2400Gを搭載しなければ、性能が劣ってしまいそうなので、今回はRyzen 5 2400Gを購入することにしました。

なお、単体販売されていないAMD Ryzen 5 PRO 2400Gは、CPU MARKが「10046」であるため、Core i5-8259Uと同等のCPU性能を確保できそうです。

メモリ

続いてメモリです。

AMD APUの内蔵GPU「Radeon RX Vega 11 / 8 / 3」は、Intel NUC8i7HVK / HNKに搭載されている「Radeon RX Vega M GH / GL」と異なり、専用のビデオメモリを持っていません。メインメモリと共有することになります。

このため、搭載するメモリ周波数が高速であればあるほど、処理能力を高めることができます。

Deskmini A300公式ページでは、DDR4-3200MHz OCメモリを装着した場合、DDR4-2133MHz装着時に比べ、3Dグラフィック性能(3D MARK)が約20%向上すると記載されています。

なお、搭載メモリの標準仕様は、CPUがRyzenシリーズの場合DDR4-2933MHz、Aシリーズ(Athlon)の場合DDR-2400GHzとなります。

Ryzen 5 2400Gを搭載するつもりであれば、少なくとも2933MHz駆動のメモリが欲しいところです。

今回はDDR4-3200MHz OCメモリを試すつもりでいます。

【重要】2019.2.9追記

Hyper X Impact 2933MHzとDeskmini A300との相性問題が発生しているようです。当初から2933MHzを挿しても起動しないため、設定用に別のメモリが必要になるとのこと。2666MHzか3200MHzのメモリを購入した方が無難でしょう。

なお、Samsung製メモリとの相性が良いらしく、同社製メモリを搭載するCorsair Vengeance Performanceが良いかもしれません。

ストレージ

Deskmini A300に準備されているストレージ用スロットは、M.2 NVMe×2、2.5インチSATA×2の計4スロットになります。RAID 0/1をサポートするようなので、2.5インチSATAに大容量HDDを2台搭載してホームサーバーとして使用することもできそうです。

今回は、ホームサーバーにするつもりもないため、M.2規格のSSDを搭載するつもりです。PCIe Gen3 NVMe接続のM.2 SSDは発熱量が大きい傾向にあるため、小さい筐体内にデスクトップ用CPUを搭載するDeskminiでは、発熱が抑制されているWESTERN DIGITALのBLACKを使用するつもり予定です。

【重要】2019.2.9追記

Deskmini A300とWD BLACKの相性問題が発生しているようです。マザーボード表側のM.2スロットにWD BLACKを挿しても認識しない現象が確認されています(裏側のM.2スロットでは問題ない模様)

別のSSDを購入した方が無難かもしれません。

OS

Windows 10 Homeで使用する予定。

CPUクーラー

Deskmini A300の日本発売分には、専用クーラーが同封されているようですので、一旦はこれを使います。

Deskmini 110や310で定番のNoctua製クーラーのAM4版「Noctua NH-L9a-AM4」を装着したいですが、干渉するパーツがあるかもしれないので、現物を確認してからの方が無難でしょう。

2019.2.12追記

Noctua NH-L9-AM4」はDeskmini A300に装着可能です。

アイネックス 薄型CPUクーラー IS-40X(2019.1.26追記)

リテールクーラーを使おうと思っていましたが、Deskmini A300に装着可能らしき薄型CPUクーラーが発売されたので、こちらを試してみます。

TDP100WのCPUまで対応。ファンも取り替えできそうなので、ファンノイズが気になるレベルであれば、Noctua製の92㎜ファンと交換してみるつもりです。

(2019.2.12追記)IS-40Xは冷却能力は十分にありますが、高負荷時のファンノイズがかなり気になります。静かさを求めるなら、Noctua NH-L9-AM4の方が良いでしょう。

まとめ

本体価格が税別18,480円らしいので、上記仕様では8~9万円(メモリ容量32GBの場合)くらいになりそう。AsRock Japan企画の製品だけに2台買って応援したかったのだが、仕様によっては割と高くなってしまいますね。

@AsRockJさん、悪いけど1台しか買えそうにない…

2019.2.18追記

AsRock Deskmini A300を買いました ― 購入レビュー

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